アスベスト
調査・除去

① ご依頼

お客様からご依頼をいただきます。

② 書面調査

お客様から新築当時の図面等、必要情報を開示頂き図面上に石綿含有が確認できる仕上げ材（建材）の記載がないか調査をします。
書面調査で調査箇所の仕上げ材（建材）の検討を付け、現地調査へ赴きます。

③ 現地調査

現地へ行き、使用されている仕上げ材（建材）が書面調査で確認した図面と同様のものか調査を行います。
現地調査にて仕上げ材（建材）の特定ができなかった場合は、採取を行い分析結果を基に石綿含有の有無を判断します。

④ 採取

1. 周辺養生…仕上げ材（建材）の破片等が散らからないよう、床の養生作業を行います。
2. 保護具装着…防護服・手袋・防塵マスクといった保護具を装着します。
3. 飛散防止剤噴霧…建材の粉塵を抑制する塗材を散布します。
4. 採取…カッター・スクレーパーを使用し、建材を採取します。
5. 採取箇所補修…採取建材が塗膜だった場合、塗膜の補修を行います。
   採取建材が塗膜ではい場合は、再度建材の粉塵を抑制する塗材を散布します。
6. 清掃…養生の撤去及び周囲の清掃を行い、現地調査は終了となります。

⑤ 分析

採取した建材を分析機関へ送付します。
法改正により急速に分析の需要が高まっているため、結果速報は最短7日ほど、正式な書類が到着するには最大14日ほどお時間を頂きます。

① 作業計画の作成

大気汚染防止法及び石綿障害予防規則にて定められている作業計画の記載事項を反映した、作業計画書を作成します。

② 事前調査結果の報告

事前調査結果を労働基準監督署及び自治体へ報告します。
※事前調査結果の報告義務は、工事の元請に発生します。

③ 事前調査結果の掲示

大気汚染防止法及び石綿障害予防規則にて定められた事項を、講習及び作業に従事する労働者等が見やすい場所に掲示します。

④ 立入禁止措置

作業場所にて、工事関係者以外の立入りを禁止する措置を行います。

⑤ 作業開始

1. 周辺養生…剥離剤の意図しない面への飛散、落下を防止する為に周辺へ養生を行います。
2. 保護具装着…使用する剥離剤が有機溶剤であるため、防護服・化学防護手袋・防毒マスクといった保護具を着用します。
3. 剥離剤塗布…石綿を除去する面に対して、ローラーを使用し剥離剤を塗布します。
4. 養生時間…2～3日放置し、剥離剤の浸透を待ちます。
5. 剥離作業…保護具を着用した上で、スクレーパーを使用し塗膜を剥離します。
6. 清掃…HEPAフィルター搭載掃除機を使用し、周辺を清掃します。
7. 完了確認…石綿作業主任者が目視確認にて、除去し残しがないかを確認します。
8. 廃棄物処理…石綿含有廃棄物を処理します。
9. 引き渡し